日本で8月下旬に公開された新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」が今月2日、中国のスクリーンにも登場した。日本公開1カ月足らずで興行収入100億円を突破したこの作品は中国でもヒットを飛ばし、初日は金曜日にもかかわらず7400万元(約12億5000万円)強を記録。中国青年報は26日付の記事で「すでに興行収入5億5700万元(約94億円)に達し、昨年の『STAND BY ME ドラえもん』を抜いた」と紹介、「中国で公開された日本映画の歴代興行収入記録を更新したほか、英語以外の輸入映画としても新記録を樹立した」と報じた。
中国では今年、「君の名は。」を含め日本映画計11作品が一般上映されている。これだけの数の作品が上陸したきっかけを作ったのは昨年5月に3年ぶりの日本映画として公開された「STAND BY ME ドラえもん」だ。その記録を超えた新海監督の「君の名は。」は、2017年の中国映画市場にどんな変化をもたらしてくれるのだろう。(編集/野谷)
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