Record China 2008年2月21日(木) 12時2分
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2008年2月、中国製シメサバや肉まんなどからも有機リン酸系殺虫剤が検出されるなど、日本では中国食品をめぐる問題はますます拡大する傾向。一方、中国国民には「ギョーザ事件はほぼ解決」との安堵感が広がっている。写真はジクロルボスに浸された魚。
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2008年2月、中国製シメサバや肉まんなどからも有機リン酸系殺虫剤が検出されるなど、日本では中国食品をめぐる問題はますます拡大する傾向にある。一方、中国国民には「ギョーザ事件はほぼ解決した」との安堵感が広がっている。
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ここ数日、記者が日本人と知ると、中国人が笑顔でギョーザ事件に関して話し出すことが増えてきた。事件当初は中国国内での報道がなく知る者は少なかった。報道があってからも敢えてこの話をしようとする者は少なく、大きな変化と言える。
この日中両国民の極端な温度差をもたらすきっかけとなったのは徳島県の発表。同県生協で発見されたギョーザの包装から微量のジクロルボスが検出されていたが、14日に同県は店内で散布された殺虫剤に由来するものと発表した。15日、「環球時報」をはじめとする多くの中国紙がこの発言を報道、さらに日本生協から提供されたサンプルからも殺虫剤は検出されなかったことを伝えた。この報道によりギョーザ事件の農薬は日本で混入したとの認識が一気に広がっている。(翻訳・編集/KT)
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