2008年2月24日、江蘇省教育庁は「2008年全省小中高生コンクール活動項目」を発表し、省内で小中高生向けに開催されるコンクールや試合の内容や回数について厳格な規定を設けることとなった。特に、小学生向けの学力コンクール類はすべて禁止となる。新華社の報道。

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また、同庁の責任者によると、数学・物理・化学・生物・コンピューターの全国高校生大会、「三模一電(航空模型、航海模型、車両模型、無線通信)」コンクール、科学技術革新大会、コンピューター創作活動大会以外の全国規模のコンクールには、江蘇省からは学生の出場を控えることが発表された。なお、省内のコンクール活動開催は10件以下に絞られている。さらに、教育庁の許可を経ず、各地の教育行政部門や学校が独自にコンテストや試合の類を催してはならないことになっている。

このような規定が設けられた背景には、コンクール活動が学生の進学成績に何らよい相互作用を及ぼさないことが理由に挙げられるという。従って、コンクール参加はあくまで学生や学校の自主的なものでなければならず、いかなる機関もそれを強制してはならない。また、いかなるコンクールも参加費や申請費、関連資料や教材などの名目で参加者から費用を募ってはならないとしている。(翻訳・編集/愛玉)