人民網日本語版 2017年1月16日(月) 14時0分
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全世界6大陸に広く分布する、故郷から遠く離れて暮らす新華社のジャーナリストにとって、望郷の念を慰める最高の手段は「中国料理」だ。だが、どこの国にも、本場の中国料理とは異なる、その国の料理人が調理した「ゲテモノ中国料理」がある。
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全世界6大陸に広く分布する、故郷から遠く離れて暮らす新華社のジャーナリストにとって、望郷の念を慰める最高の手段は「中国料理」だ。だが、どこの国にも、本場の中国料理とは異なる、その国の料理人が調理した「ゲテモノ中国料理」がある。新華網が伝えた。
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【イタリア:とろみがないのは中国料理にあらず】
イタリアに住む中国人の数はここ数十年急速に増加しており、中国人の商店やレストランは増加の一途をたどっている。だが、現地の料理人が作る中国料理はたいてい正統派の中国料理とは言えない。
たとえば、ローマにある中華料理店において、メニューに載っている料理の多くは「変わった料理」と言わざるを得ない。調味料は塩としょう油のみで、「スパイシー○○」と銘打った料理も、塩辛いだけで辛くはない。そして、どの料理にもこれでもかというほど、とろみと油が使われている。
【アフガニスタン:ラー油の絶妙な組み合わせ 独学で一人前に】
アフガニスタンで中国料理を食べるのは、特に難しいことではない。中国料理店の料理人の腕前も悪くない。この政情不安な異郷に落ち着くことになった中国人にとって、郷里の味を思い出させてくれる料理はいずれも、口に合うものばかりだ。例えば、「人参と湯葉の老干■(■は女へんに馬、ラー油)炒め」を食べたとき、皆とても驚いた。というのも、料理人がアフガニスタン人だったからだ。この料理人にラー油を炒め物で使うことを誰も教えた人はいなかったが、彼女は自分でこの料理を開発したという。塩気だけではなく甘みもあり、さらに先に油で軽く炒めたことで、人参そのものの自然な美味しさも引き立っていた。
【日本:ギョーザ・チャーハンは「おかず」】
記者が日本に出張した際、職場近くにある中国料理店で新鮮な経験をしたことがある。近くのテーブルにいた客が、メニューの中でも「お店イチ押し」の「ラーメン+ギョーザ+チャーハン」セットを注文した。中国人にとっては、この3品はすべて主食であり、それぞれにおかずを組み合わせて食べる。その後、ギョーザは日本では「主食」ではなく「おかず」であることを知った。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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