Record China 2017年1月14日(土) 0時20分
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12日、韓国・SBSによると、豊胸手術に使用されるシリコンバッグが破裂する事故が相次ぐ中、母親の体内で破裂したシリコンと思われる物質が、母乳の出る乳管を通って乳児の口に入るという衝撃的な事件が起こった。資料写真。
2017年1月12日、韓国・SBSによると、豊胸手術に使用されるシリコンバッグが破裂する事故が相次ぐ中、母親の体内で破裂したシリコンと思われる物質が、母乳の出る乳管を通って乳児の口に入るという衝撃的な事件が韓国で起こった。
昨年春に出産したある女性は、子どもに母乳を与える際、透明で粘り気のある液体が混じっている異変に気付いたという。病院で診察を受けたところ、5年前の豊胸手術に使用されたシリコンバッグに問題があったことが発覚、両胸のシリコンバッグはすでに破裂して液体化したシリコンが乳腺に流れていると診断された。
幸い、乳児は健康に大きな異常はないと診断されたが、結局、この女性は大学病院でシリコンバッグの除去手術を受け、乳腺の一部も切り取られることとなってしまった。
今回のように、破裂したシリコンが母乳から出るという事例は初めてだというが、ここ4年間で報告された胸のシリコンバッグの副作用は3600件を超えており、このうち「破裂」が66%を占めている。
これを受け、韓国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
「子どもがかわいそう」
「子どもには何の罪もないのに…」
「子どもにシリコンを飲ませてしまった母親の心はどんなにつらいことか」
「子どものことを考えるなら、豊胸した女性は授乳をすべきじゃない」
「豊胸手術は見た目はきれいだけど、授乳の際に不便なことも多いし、記事のような事故も起こり得るから非常に危険」
「欲が結局のところ災いを呼ぶ」
「たとえ胸が小さくても、偽物よりはマシ」
「(豊胸しないで)あるがままで生きよう」
「もう二度とこんなことが起こらないように、病院は豊胸手術した妊婦にしっかり教育してください」
「豊胸手術は嫌だけど、『貧乳』と言われる当事者にはつらいものがある。まずはひどい外見至上主義社会から変えないと」(翻訳・編集/松村)
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