日本僑報社 2017年1月14日(土) 16時50分
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12日、日本僑報社・日中交流研究所はこのほど、第13回「中国人の日本語作文コンクール」の募集要項を発表した。
2017年1月12日、日本僑報社・日中交流研究所はこのほど、第13回「中国人の日本語作文コンクール」の募集要項を発表した。
募集する作文のテーマは、昨年に引き続き3つ。今年は日本と中国の国交正常化45周年の節目の年に当たることを記念して、日中関係のさらなる深化・発展の一助になり得るような意見や提言のある作文を大募集する。
テーマの1つめは、「日本人に伝えたい中国の新しい魅力」。
近年ますます増加を続ける訪日中国人客に比べ、訪中日本人客は減少し、人的往来のアンバランスが生じているのが現状。そこで、これまで日本人や他の外国人にあまり知られていない、それを知ったらどうしても訪れたくなるような「中国の新しい魅力」を提言してもらう。
2つめは、「中国の『日本語の日』に私ができること」。
作文コンクールを主催する日本僑報社・日中交流研究所は、2017年の国交正常化45周年を記念して、中国で初めての「日本語の日」の創設を検討している。中国人学生の一層の日本・日本人・日本語の理解のため、個人の小さな試みから団体で開催する大きなイベントまで「自分なら何ができるか」、意外性がありオリジナリティー豊かな取り組みを積極的に提案してもらう。
3つめは、「忘れられない日本語教師の教え」。
日本語作文コンクール第11回、第12回に続いて、毎回多数の応募がある「日本語教師の教え」。日ごろ指導を受けている日本語の先生から学んだこと、特に自分の生活や学習態度、考え方などを大きく変えた先生の教えを具体的にまとめてもらいたい。
主催者は「ユニークな発想と独創性にあふれた、表現力が豊かで、正しい日本語を目指した作文をお待ちしています」と呼び掛けている。
中国人の日本語作文コンクールは、日本僑報社・日中交流研究所が主催し、株式会社ドンキホーテホールディングス、東芝国際交流財団が協賛、朝日新聞社をメディアパートナーとして行われる予定であるほか、公益社団法人日本中国友好協会、日本国際貿易促進協会、一般財団法人日本中国文化交流協会、日中友好議員連盟、一般財団法人日中経済協会、一般社団法人日中協会、公益財団法人日中友好会館(順不同)の日中友好7団体の後援が決定した。
応募作品の中から、各賞が決定され、最優秀賞受賞者は副賞として日本に1週間招待される。また入賞作は「受賞作品集」として書籍にまとめられ、日本僑報社から出版される。(編集/北田)
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