中国は“ニュースター”となれるのか、ダボス会議で世界が中国に注目―中国メディア

Record China    2017年1月16日(月) 13時30分

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16日、中国の習近平国家主席は17日に開幕する世界経済フォーラム(ダボス会議)に出席するため、現地時間15日にスイス入りし公式訪問を開始した。これに関連し、中国の専門家らは中国が世界にアピールすべき点について語った。写真はダボス。

2017年1月16日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は17日に開幕する世界経済フォーラム(ダボス会議)に出席するため、現地時間15日にスイス入りし公式訪問を開始した。これに関連し、中国の専門家らは中国が世界にアピールすべき点について語った。環球時報が伝えた。

中国側は今回大企業の責任者も同行しており、世界貿易機関(WTO)の関連活動に参加するという。今回のダボス会議について米CNNは、「ダボスのニュースター」として中国を紹介し、習国家主席の出席が強大な中国の象徴となると報じた。

一方、清華大学経済外交研究センターの何茂春(ホー・マオチュン)室長は、「中国の国家主席がダボス会議に出席するのは今回が初めてで、中国は昨年、主要20カ国・地域(G20)首脳会議やアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を通し、世界に存在感を示した。中国は引き続き世界での発言権を維持するためにも、意思表示を行って行く必要がある。ダボス会議開幕式の習国家主席の演説に注目が集まっているが、これは世界経済復活で中国の活躍を期待する各国の姿勢が反映されている」と語った。

さらに、中国国際問題研究院欧州研究所の崔洪建(ツイ・ホンジエン)所長は、「習国家主席がダボス会議で演説することで中国の考えや責任感を世界に発信することができる。昨年杭州市で開かれたG20以降、『中国は世界経済の対処において明瞭な路線を持っている』という事実を世界は受け入れ始めている」と指摘した。(翻訳・編集/内山)

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