公安省、モデルガン取締り強化に本腰、組織的な鑑定方法を導入―中国

Record China    2008年2月27日(水) 7時53分

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2月26日の報道によると、公安省は、治安維持の一環としてモデルガンなど模倣銃器類の取締りを強化に本腰を入れる。弾丸発射のエネルギーに着目し、模造銃鑑定の手順なども正式に決定した。資料写真。

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2008年2月26日、「中国新聞網」の報道によると、中国の公安省は治安維持の一環としてモデルガンなど模倣銃器類の取締りを強化に本腰を入れる。

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近年、モデルガンによる恐喝事件など、模造銃を使った犯罪が多発傾向にあることから、公安として組織的に対応する方針を示したもの。

まず模造銃の定義を明確にするため、このほど「模倣銃認定基準」を通知。「材質や性能が正規の銃器と似た、銃腔、引き金、躯体などの構造の1つを有している」「全体の長さが正規の銃器の2分の1〜2倍以内である」といった外見的な特徴のほか、弾の発射能力を重視。模造銃は「金属の弾丸またはその他の物質を発射する銃口の運動エネルギーが1.8ジュール/平方センチより小さく、0.16ジュール/平方センチより大きい」と具体的に定義している。

次にこの基準に基づき、模倣銃器類に該当するかどうかの認定は、「村または村レベル以上の公安組織が担当する」と定めている。また弾丸を発射する能力を持つ模造銃の鑑定をする必要がある場合は、村レベル以上の公安組織の刑事技術部門が担当、弾丸を発射するエネルギーによって銃器とみなすか否かを決定し、決定に異議が生じた場合は、さらに1つ上級の公安組織が再度鑑定するとしている。(翻訳・編集/HA)

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