Record China 2017年1月17日(火) 14時50分
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17日、韓国メディアによると、韓国の朴槿恵大統領の弾劾審判の第5回弁論で、証人として出廷した前大統領府政策調整首席秘書官が、朴大統領が大企業に対する高額募金の強制と各企業の長年の課題の解決に深く関わっていた事実を認めた。写真は韓国大統領府。
2017年1月17日、韓国・聯合ニュースによると、16日に開かれた韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾審判の第5回弁論で、証人として出廷した前大統領府政策調整首席秘書官の安鍾範(アン・ジョンボム)被告が、朴大統領が大企業に対する高額募金の強制と各企業の長年の課題の解決に深く関わっていた事実を認めた。
第5回弁論で安被告は、昨年7月25日に朴大統領と李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長の面談が行われた際、事前に朴大統領に渡された資料の中に「サムスンの経営権継承問題の任期内解決」についての内容が含まれていたことを認めた。また、安被告は朴大統領の指示を受け、服役中だった崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長の特別赦免を検討し、SKグループは赦免が確定する前にすでに結果を知っていたことも明らかにした。
さらに、朴大統領の親友で、国政介入事件の中心人物である崔順実(チェ・スンシル)被告が実質的に支配していた「ミル・Kスポーツ財団」の設立に関しては、「朴大統領が企業別に具体的な拠出金額を指定し、指示した」と述べた。
これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。
「少し遅かったけど、勇気ある証言をしてくれてありがとう」
「朴大統領はいまだに自分がなぜ責められているのか分かっていないのだろう。おそらく自分を被害者と考えている」
「安氏はまだ人間の心を忘れていなかった。良心を持って真実を話した点を考慮し、罪を軽くしてあげて」
「今後も『朴大統領が助けてくれる』との考えは捨て、正直に話すべき」
「韓国のお姫様が囚人服を着る姿を早く見たい」
「朴大統領の弾劾は決定。さらに刑務所に行く可能性も出てきた」
「大統領として当然のことでは?。統治行為がなぜ問題になるのか…」(翻訳・編集/堂本)
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2017/1/17
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