水質汚染は大丈夫?4月、いよいよ長江から市民の飲用水に―北京市

Record China    2008年2月27日(水) 15時57分

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26日、中国南部を流れる長江の水を北部に引く運河建設プロジェクト「南水北調」の北京エリア工事がほぼ完成し、4月から北京市民への供給が始まるという。長江の水といえば、このところ深刻な水質汚染で有名だが…?写真は増築工事中の、丹江口ダム。

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2008年2月26日、中国南部を流れる長江の水を北部に引く運河建設プロジェクト「南水北調」の北京エリア工事がほぼ完成し、4月から北京市民への供給が始まるという。この日開かれた市の「2008年水務工作会議」の席上で明らかになった。長江の水といえば、このところ深刻な水質汚染で有名だが…?北京の夕刊紙「北京晩報」が伝えた。

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北京市水務局の焦志忠(ジアオ・ジージョン)局長は席上で、「南水北調」プロジェクトによって北京は1日に295万立方メートルの水が供給できるようになり9年にわたって悩まされてきた水不足問題が解消され、北京五輪会期中も「安全な水を十分に供給できる」と胸を張った。

「南水北調」プロジェクトとは、早くも1950年代からその構想が練られてきた一大国家プロジェクト。水資源の豊かな南部から旱ばつに悩む北部に水を供給するため、長江から3本のルートを建設する。北京に引水するのはそのうちの1本である中央ルート。

北京市民の飲み水となるのは、長江支流「漢江」の丹江口ダムから取水された水。「漢江」といえば水質汚染が有名で、つい先日も泡を吹いて真っ赤に変色したというニュースが流れたばかりだが…。本当に飲んでも大丈夫なのだろうか?(翻訳・編集/NN)

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