Record China 2008年2月27日(水) 17時49分
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23日に行われた第16回飛び込みワールドカップ後の記者会見で、「女王」郭晶晶選手の態度や発言が問題になった事件を受けて、中国各メディアでは彼女に対するさまざまな批判が飛び出している。あるネット調査では8割以上のユーザーが「許せない」と回答した。
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2008年2月26日、同月23日に行われた第16回飛び込みワールドカップ後の記者会見で、「女王」郭晶晶(グオ・チンチン)選手の態度や発言が問題になった事件を受けて、中国各メディアでは彼女に対するさまざまな批判が飛び出している。広州日報の報道。
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23日の試合で銀メダルという不本意な結果に甘んじたアテネ五輪金メダリストの郭選手は、試合後の記者会見の席上で終始不機嫌な態度。しまいには自身のライバルを「カナダのデブ(ブライズ・ハートリーのこと)」呼ばわりするなど、傍若無人な態度で記者たちをあ然とさせた。
これに対し、国内のとあるサイトでは、ユーザーの意見を募るアンケートを緊急実施。回答した3566人のうち、2995人は「許せない」とした。「中国人アスリートに対する印象を国際的な舞台で傷つけた」「中国を代表するスターとして、パブリックイメージの保持には常に気を配るべき」などの意見が飛び出した。なお、571人は「金メダルが取れずに落胆していたのだから仕方ない」としている。
各大会で金メダルを量産する中国の飛び込みチームだが、その試合上のパフォーマンスと反比例するように、メディアに対する態度が傲慢だとの意見が噴出している。これに関し、新華社の報道ではその原因が「中国の金メダル至上主義」にあると分析している。国家体育局を中心とした機関が「成果主義」に傾き、選手の資質向上やイメージ形成を軽視している姿勢は、国際舞台には通用しないと批判した。
国際的アスリートである陸上選手の劉翔(リウ・シャン)やバスケットボール選手の姚明(ヤオ・ミン)を見習い、飛び込みナショナルチームはメダルの数よりも、個人の素養を磨くべきだと報道では締めくくっている。(翻訳・編集/愛玉)
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