ソウル地下鉄で火災発生、乗客が車掌の指示を無視し脱出、セウォル号のトラウマか=「誰も信じられないのが大韓民国」―韓国ネット

Record China    2017年1月23日(月) 10時40分

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22日、韓国・ニューシスによると、ソウル地下鉄で火災が発生し、驚いた乗客が車掌の指示に従わず直接ドアを開けて脱出する事故が発生した。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はソウル地下鉄駅の非常用懐中電灯。

2017年1月22日、韓国・ニューシスによると、ソウル地下鉄で火災が発生し、驚いた乗客が車掌の指示に従わず直接ドアを開けて脱出する事故が発生した。

ソウルメトロによると22日午前6時28分頃、ソウル地下鉄2号線蚕室駅から蚕室セネ駅に向かっていた列車の下から火が出た。車掌は、停電や煙の発生などがあることを確認し、「煙が発生している。確認中なので待機するように」との1次案内放送をした。地下鉄を停止させ状況確認をしようとした時、乗客が緊急レバーを操作して車両のドアを開き、スクリーンドア(ホーム側に設置されたドア)まで開け列車から避難した。

一部の乗客は「車掌が『待機するように』とだけ言い、すぐに避難させなかった」と不満を漏らした。ニューシスは、「セウォル号沈没事故(2014年4月6日に死者295人、行方不明者9人を出した)当時の船長と乗組員の行動のように、ソウルメトロも義務を怠った」と述べた。ソウルメトロ側は「事故発生直後は煙が発生していたので、『待機するように』と言ったのは確かだが、(セウォル号事故当時のように)じっとしているようにと言った訳ではない」とし、「(事実関係を確認するため)待機するように言ったが、待たずに市民が(ドアを)開けて出て行った」と説明した。

今回の事故に、「誰も信じられないのが大韓民国の現実」、「緊急マニュアルもまともにつくれないのに、車掌の言葉なんて信じられるか」、「韓国は信用できない。わが身は自分で守らねばならない」、「待っていたらセウォル号事故の時みたいになる」など交通機関の安全対策に対して疑心暗鬼になった声が多く寄せられた。(翻訳・編集/三田)

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