慰安婦像めぐる日韓の対立、「駐韓大使帰任は韓国の予想を超えた」―中国メディア

Record China    2017年1月24日(火) 15時40分

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23日、韓国・釜山の慰安婦像をめぐり日本が駐韓大使らを一時帰国させた問題について、環球網は「2週間たっても帰任兆候なし。韓国の予想を大きく超えた」と題する記事を掲載した。写真はソウルの日本大使館前に設置された慰安婦像。

2017年1月23日、韓国・釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦像をめぐり日本が駐韓大使らを一時帰国させた問題について、環球網は「2週間たっても帰任兆候なし。韓国の予想を大きく超えた」と題する記事を掲載した。

日本政府は今月9日、慰安婦像設置に対する抗議として長嶺安政・駐韓大使と森本康敬・釜山日本総領事を一時帰国させた。韓国・聯合ニュースによると、日本は竹島(韓国名:独島)問題激化を受け過去に2度大使を一時帰国させているが、当時はいずれも12日以内に帰任。今回の長嶺大使の帰国日数は「記録更新」という。

環球網は「安倍晋三首相が外遊を終えた1〜2日後に長嶺大使らは帰任するとの見方が以前はあったが、竹島での慰安婦像設置に向けた動きが状況をさらに複雑にし、日韓にもともとあった矛盾はいっそう深まった」と指摘し、さらに日本メディアの報道として「安倍首相、岸田外相は『韓国は事態に対して何も行動を起こしていない。日本が先に動く必要はない』との考えだ」と説明。韓国の日本大使館関係者が「世論を考えると帰任は時期尚早」との考えを示したことなども伝えている。(翻訳・編集/野谷

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