「トンキン湾経済区」が正式な実施段階へ、ASEANとの自由貿易地域の要に―中国

Record China    2008年3月1日(土) 19時11分

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28日、中国南西部の広西チワン族自治区はこの日北京で開催した「広西北部湾(トンキン湾)経済区発展計画」説明会で、計画はすでに国務院の批准を受け、正式な実施段階に入ったと宣言した。写真は南寧市。

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2008年2月28日、中国南西部の広西チワン族自治区の馬●(=風+火が3つ)(マー・ビエン)主席はこの日北京で開催した「広西北部湾(トンキン湾)経済区発展計画」説明会で、この計画はすでに国務院の批准を受け、正式な実施段階に入ったと宣言した。新華社が伝えた。

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同自治区は南部沿海地区に位置し、西に雲南省、北に貴州省、湖南省、東は広東省に隣接し、南はトンキン湾に面している。南西部はベトナムとの国境だ。地の利の良さから、中国と東南アジア諸国をつなぐ交通の要所として重要な役割を果たしている。人口は約1240万人で、首都は南寧市。

「計画」は06年1月16日、国務院が正式に批准。重要な国家戦略に組み込まれ、すでに港湾部をはじめとする交通や通信などのインフラ整備が急ピッチで進んでいる。経済の「東高西低」解消を目指す「西部大開発」プロジェクトにおいても、重要な位置づけとなっている。

中国とASEANは、2010年までに自由貿易地域を構築することを目指しており、同経済区は今後、重要な物流、貿易、加工基地としてますます重要な役割を発揮していくことが期待されている。(翻訳・編集/NN)

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