転職は損か得か…勤務先の数と月収の関係が明らかに―中国紙

人民網日本語版    2017年1月29日(日) 0時0分

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春節(旧正月、今年は1月28日)が明けると転職シーズンの到来となるが、頻繁に転職することでその人の価値が上がっていくというのは本当だろうか?

春節(旧正月、今年は1月28日)が明けると転職シーズンの到来となるが、頻繁に転職することでその人の価値が上がっていくというのは本当だろうか?第三者教育データコンサルティング調査機関・麦可思(MyCOS)の研究によると、卒業生の勤務先に対する忠誠度とその月収はほぼ正比例の関係にあるという。北京日報が伝えた。

2012年度卒の卒業生の中で、卒業から3年間ずっと同じ勤務先で働いている場合の月収が最高で6487元。しかし転職した数が多ければ多いほどその月収は低下し、5カ所以上の勤務先を経験した場合の卒業から3年後の月収は6014元で最低だった。これは一つにはある職業や分野での就業期間が長ければ長いほど、給与アップの可能性が高まることがその理由として挙げられる。また卒業生が勤務先の給与に満足していることが離職につながりにくいという可能性も考えられる。

麦可思の調査結果によると、2012年度卒の卒業生は卒業から3年間の間に平均して2.2カ所の勤務先を経験しているという。なかでも大卒生の平均勤務先経験数は1.9カ所で、42%の大卒生が3年以内に1度も転職しておらず、4カ所以上の勤務先を経験している割合は8%にとどまった。一方、大卒生と比べて院卒生の転職は頻繁で、平均勤務先経験数は2.5カ所となっている。3年間転職を1度もしていない院卒生はわずか23%だった。一方で4カ所以上の勤務先を経験している割合は18%に達していた。(提供/人民網日本語版・編集/TG)

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