市民の心を結ぶ「緑のリボン」、マイカーが即席「市民タクシー」に―貴州省貴陽市

Record China    2008年3月1日(土) 3時58分

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28日、歴史的な大雪の被害にあった貴州省貴陽市で、サイドミラーに「緑のリボン」をつけて走るマイカーを多く見かける。大雪の影響でタクシー不足に陥った当地で、ボランティアの「市民タクシー」を見分ける目印という。

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2008年2月28日、歴史的な大雪の被害にあった貴州省貴陽市で、サイドミラーに「緑のリボン」をつけて走るマイカーを多く見かける。これは大雪の影響でタクシー不足に陥った当地で、ボランティアの「市民タクシー」を見分ける目印という。一体どんな活動なのか?「南方週末」が伝えた。

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これは大雪の影響で外出が困難になった社会的弱者を助けようと、貴陽の交通ラジオ局の呼びかけで始まった公益活動。元々は貴陽人民ラジオ局の局長が語ったこんな言葉がきっかけだった。「大雪でたくさんのお年寄りが転倒して骨折している。大勢のマイカー族に困っている人を助けるよう呼びかけるのも、ラジオ局の大切な使命なのでは?」

その後、多くのマイカー族がこの呼びかけに応じた。ラジオ局はサイドミラーに「緑のリボン」を付けてもらい、活動のシンボルとした。参加者は日増しに増え続け、2月5日時点で3万本以上のリボンが配られたという。活動の恩恵を受けた人も、1万人以上に達している。(翻訳・編集/NN)

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