<北京五輪>データ操作説を否定!空気の品質対策は万全?―北京市

Record China    2008年3月1日(土) 11時4分

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27日、北京市環境保護局の杜副局長は、「北京市の青空日数の増加はデータの操作によるものだ」という一部報道を否定し、オリンピックに向けて空気の品質対策は万全であると言明した。写真は北京市。

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2008年2月27日、北京市環境保護局の杜少中(ドゥ・シャオジョン)副局長はオリンピック新聞センターで行われた記者会見で、国外の一部マスコミによる「北京市の青空の日数が毎年増加しているのは、データの操作によるものだ」という報道について全面的に否定し、オリンピックに向けて空気の品質対策は万全であると表明した。「北京晩報」が伝えた。

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杜副局長によると、北京市では毎日、空気中の二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素および微粒子の観測を実施し、これらのデータをホームページ上で公開しており、誰もがこのデータを調べることができるという。

しかし、国外の一部マスコミが「北京市の青空の日数が毎年増加しているのは、汚染の軽い地区の観測データを採用したり、交通量の多い地区の観測ポイントをいくつか外したりしているからだ」と報道。

これに対し杜副局長は「北京市の空気の観測は、国家規範に基づき、専門家の認証を得て観測ポイントを設置している。汚染の軽重によってうんぬんという問題は根本的にありえない。これらの報道は誤解や曲解によるものだ」と完全に否定。

また「北京市ではここ数年、一連の汚染改善対策を実施し、空気の品質については一層の改善が進んでいる。近年の観測では北京市の8月の大気中の汚染は、空気中の微粒子量以外は世界保健機構(WHO)のガイドラインをすでに満たしている。微粒子量についても基準をわずかに超過しているに過ぎない」と北京オリンピックに向けての対策が万全であることを示した。(翻訳・編集/HA)

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