<中華経済>08年にドイツを抜き世界最大の輸出国に―中国

Record China    2008年3月3日(月) 8時26分

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2月28日、中国が08年にドイツを抜き世界最大の輸出国になるとの予想が明らかになった。ドイツの経済誌が伝えた。ドイツは07年まで5年連続で世界最大の輸出国となっている。写真は江蘇省の紡織工場。

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2008年2月28日の「新華網」によると、ドイツの経済誌「Wirtschafts Woche」が中国は08年にはドイツを抜き世界最大の輸出国になるとの予想を発表した。

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同誌は先頃「今年ドイツは輸出チャンピオンの座を中国に渡してしまうのか?」という題の文章を発表。08年に最大の輸出国になるのは中国だろうと報じた。

ドイツ連邦統計局の最新の統計によると、ドイツの07年の輸出総額は1兆4000億ドル(9691億ユーロ)であり5年連続で最大の輸出国である。これに対し、中国の07年の輸出総額は約1兆2000億ドルだ。専門家は中国の08年の輸出増加率は20%なのに対し、ドイツは5―6%程度だろうと予想した。

また、中国の輸出品は技術的に低いものや安価なものばかりではないという。高価な輸出品においても力をつけている。中国企業が07年に輸出した電気器具や電子製品の総額は4000億ドルで世界最大だ。

中国企業が海外輸出向けに製造している商品は部品まですべてが中国で製造されているわけではなく、部品は他のアジア各国で作られることが多い。また中国の輸出品のうち60%以上は外資系企業が生産したもの。

今後、アメリカの経済が減速し、関連需要が伸び悩んで中国の輸出減少を招く可能性もあるが、同誌ではその場合でも08年に中国はドイツを追い越そうと予測した。(翻訳・編集/浅野)

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