米トランプ政権の経済ブレイン、中国の為替操作国入り回避を示唆―米メディア

Record China    2017年3月13日(月) 22時10分

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13日、トランプ米大統領の経済顧問ステファン・A・シュウォースマン氏がこのほど、中国を為替操作国に指定しない可能性について示唆した。写真は上海。

2017年3月13日、環球網によると、トランプ米大統領の経済顧問ステファン・A・シュウォースマン氏が中国を為替操作国に指定しない可能性について示唆した。

米ブルームバーグによると、トランプ大統領は選挙期間中、就任後に中国を為替操作国の中に加えると再三表明してきたが、現在、米政府官僚の態度は軟化し始めている。スティーブン・ムニューチン財務長官は2月に「外貨市場評価を実施したうえで、中国を為替操作国に入れるかを判断したい」と語り、4月に報告書が出るまでいかなる国も為替操縦国と認定しないことを強調した。

そして、昨年12月よりトランプ政権の戦略・政策フォーラム議長を務めるブラックストーン・グループCEOのシュウォースマン氏が12日に「中国に関する議題では、為替操作国などの話は出ないと思う。中国内部によるトランプ大統領の外交政策への模索は、度合いをわきまえている。米国のように誇張気味ではない」と語り、中国政府がトランプ大統領任期中の米中関係の見通しについて冷静な態度を持っているとの見方を示したとしている。

記事によると、蘇世民(スー・シーミン)という中国語名を持つシュウォースマン氏は中国と良い関係を持ち続けているという。(翻訳・編集/川尻

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