Record China 2008年3月3日(月) 4時58分
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先月29日、中国科学技術の最高峰である中国科学院と中国工程院に、「不要論」が噴出。提案をしたのは、全国政治協商会議の2人の会員。他の会員からは、「院士(アカデミー会員)の論文の95%は、“ゴミ同然”」という爆弾発言も飛び出した。資料写真。
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2008年2月29日、中国科学技術の最高峰である中国科学院と中国工程院に、「不要論」が噴出した。この提案をしたのは、全国政治協商会議の2人の会員。さらに別の会員からは、「院士(アカデミー会員)の論文の95%は、“ゴミ同然”である」という爆弾発言も飛び出した。広州の南方日報(電子版)が伝えた。
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2人は、全国政治協商会議の委員である重慶大学の李暁紅(リー・シアオホン)学長と重慶市科委の潘復生(パン・フーション)副主任。その理由として、科学技術の研究機関が多すぎることを挙げ、互いの連携どころか足を引っ張り合っている現状を紹介した。同時に、これを合併・再編し各大学に振り分け、研究に専念させるという新しい構想を提案した。
この記事には早くも2500近くのコメントがつき、「賛成」がほとんどという結果に。「専門知識もない人間が、研究費をムダ遣いしている」「もはや養老院と化している」、「論文のほとんどは、検索サイトからのコピペ」など、「不要論」に同調するコメントが殺到した。
中国科学院は1949年に設立された自然科学の最高研究機関。一方、中国工程院は1994年に設立された工学科学の最高研究機関である。(翻訳・編集/NN)
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