火災現場取材の記者ら、正体不明の数人に襲われカメラなど機材奪われる―中国

Record China    2017年2月8日(水) 21時40分

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6日、中国河南省鄭州市のソファー製造工場で起きた火事を現地で取材していた複数の記者らが、正体不明の数人に取材を妨害され、殴られたり、取材用のビデオカメラやスマートフォンなどを奪われる事件が起きた。資料写真。

2017年2月6日、中国河南省鄭州市のソファー製造工場で起きた火事を現地で取材していた複数の記者らが、正体不明の数人に取材を妨害され、殴られたり、取材用のビデオカメラやスマートフォンなどを奪われる事件が起きた。新京報が7日付で伝えた。

大河網など河南省の複数のメディアによると、火災は6日午後、鄭州市管城区南曹郷の政府庁舎から100メートルほど離れた場所にあるソファー製造工場で起き、火は付近の倉庫に燃え移った。記者らが現地で消防隊の救助活動などを取材していたところ、正体不明の数人が現れ、記者らと衝突したという。

ある記者によると、奪われたスマホは数時間後に警察署に届けられた。届け主は「拾った」と話していたという。スマホは初期化され、保存していた写真や動画は失われた。

この記者によると、南曹郷政府の関係者が翌日、記者のもとを訪れ謝罪した。同政府は、新京報の取材に対し、謝罪した理由と加害者の身元について回答を拒んでいる。(翻訳・編集/柳川)

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