政治より海外遠征優先、開会した全国政協会議に劉翔、晏紫両選手が欠席―中国

Record China    2008年3月4日(火) 17時55分

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3月3日、全国政治協商会議第11期第1回会議が開幕したが、新委員として注目された陸上ハードルの劉翔選手、女子テニスの晏紫選手はともに欠席。海外遠征を優先したためだが、責任感不足との指摘も。写真は会議が開かれた人民大会堂。

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2008年3月3日、広州「金羊ネット」が伝えたところによると、同日開会した全国政治協商会議第11期第1回会議に新委員として注目された、「黄金の昇り龍」こと陸上ハードルの劉翔(リウ・シアン)選手、女子テニスの晏紫(ヤン・ツィ)選手はともに欠席した。日程が海外遠征と重なったためだが、「責任感不足」を問う声も出ているという。

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同会議は国の諮問機関。任期は5年で、共産党以外の人士や各界で活躍した著名人などが選出され、国政に対する提案や意見交換を行う。年1回、中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)開催にあわせて開かれる。

今年1月、新委員に選出されていた劉選手(25歳)と晏選手(23歳)は歴代委員の中で最年少。若きトップアスリートが政治の場でどんなパフォーマンスを見せるか注目されていたが、折り悪く海外試合とぶつかってしまった。劉選手はスペイン・バルセロナの世界室内選手権、晏選手もアラブ首長国連邦のドバイ選手権に参加するためで、ともに「欠席届」を提出して受理されている。

しかし、ネット上では早くも批判の声が上がっている。「委員選出という栄誉だけ受けて、何もしないのか」「会社員や学生だったら許されないこと。スター選手も例外ではないはずだ」など両選手の責任感を問うものが多いという。(翻訳・編集/NN)

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