Record China 2017年2月10日(金) 8時20分
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このほど中国の日本情報サイトが「これをやったことがなければ日本に行ったとは言えない」という5つの項目を紹介した。
中国のオンライン旅行大手・携程(シートリップ)によると、春節(旧正月)の大型連休期間中に海外旅行に出かけた中国人は600万人に上ると推計されている。日本はタイに次ぐ人気の渡航先だったほか、旅行情報サイト・トラベルズーの調査では中国人が2017年に旅行したい国のランキングで日本が1位になったという。
そうした中、このほど中国の日本情報サイト・日本通が「これをやったことがなければ日本に行ったとは言えない」という5つの項目を紹介した。
1つ目は温泉に行くこと。日本には全国に3000あまりの温泉地があるという。記事は、草津や箱根、湯河原、熱海、越後湯沢、別府、下呂、洞爺湖、道後など地域ごとに有名な温泉地を挙げ、「どれも外せない」としている。
2つ目が電気店巡りだ。中国人観光客の爆買いは落ち着いたとはいえ、日本製の家電は依然土産物として人気で、炊飯器やデジタルカメラ、美顔器などを購入していく人も少なくない。記事は訪れるべき電気店として、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ラオックス、上新電機などを挙げている。
3つ目はドラッグストアでの買い物。昨年は中国人観光客の消費に大きな変化が起きたとされる。日本を訪れる主な層が20〜30代の女性ということもあり、前年までの家電に代わって化粧品の売り上げが急増。中国には少ない子ども用の医薬品も人気となった。記事は、日本の化粧品について「有効成分が高く、価格も適性で評判も良い」と高く評価し、マツモトキヨシやサンドラッグ、ぱぱすなどの名前を挙げている。
4つ目は神社を訪れること。日本の神社仏閣は以前から中国人観光客に人気の観光スポット。記事は、「神社は日本の宗教建築の中で最古の形をしており、神道の信仰の中心である」「神社を参拝することは神への尊敬と祝福を求める意味合いがある」とし、全国に8万1000の神社があることを紹介。「ぜひ神社に訪れ、古代建築の雰囲気に触れてほしい」とし、伊勢神宮、出雲大社、厳島神社の3つを挙げている。
そして最後が富士山を見ること。記事は富士山について、「日本の最高峰であると同時に、日本の重要なシンボルでもある」と紹介。過去にその美しさから数々の芸術家の創作のモデルにもなってきたことに触れ、ダイヤモンド富士や笠雲がかかった様子の写真を掲載している。
日本は観光客のリピート率が高いと言われる。ここで挙げられたのは日本旅行としてはいずれも定番だが、温泉や神社、富士山は季節や時間によって趣が異なるのもまた魅力といえるだろう。(翻訳・編集/北田)
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