セヌリ党がまた改名、なぜ韓国の政党は離合集散と改名を繰り返すのか―米華字メディア

Record China    2017年2月13日(月) 10時20分

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11日、米華字メディア・多維新聞は記事「問題あればすぐ改名、韓国政党の改名ゲームを読み解く」を掲載した。なぜ韓国の政党は頻繁に改名するのか。根本的な理由は政治エリートが大局観と国家の大義に殉ずる気持ちに欠けている点にある。

2017年2月11日、米華字メディア・多維新聞は記事「問題あればすぐ改名、韓国政党の改名ゲームを読み解く」を掲載した。

韓国与党セヌリ党は8日、自由韓国党に改名した。朴槿恵(パク・クネ)大統領のスキャンダルによって傷ついた党のイメージを改善することが目的だ。同党は1997年に中道右派政党が結集してハンナラ党として成立。2012年にセヌリ党と改名し、今回が2回目の変更となった。

韓国において政党の改名は日常茶飯事とも言える。最大野党の「共に民主党」も2000年以来、「新千年民主党」「民主党」「開かれたウリ党」「大統合民主新党」「統合民主党」と離合集散と改名を繰り返してきた。

政党名の頻繁な変更という韓国の“伝統”はどのようにして生まれたのか。根本的な理由は政治エリートが大局観と国家の大義に殉ずる気持ちに欠けている点にある。そのため派閥抗争にあけくれ離合集散と離合集散を繰り返すのだ。走馬灯のようにくるくると変わる改名ゲームに明け暮れているばかりで、国民が望む実益は何ももたらさない。この繰り返しが続くなか、韓国国民の政治に対する信頼は失われていったのだ。(翻訳・編集/増田聡太郎

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