Record China 2017年2月13日(月) 16時10分
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日本の団体「革命的非モテ同盟」が12日、10回目となるバレンタインデー粉砕デモを渋谷で行った。この様子は中国メディアでも取り上げられ、中国の独り身の共感を呼んでいる。資料写真。
日本の団体「革命的非モテ同盟(革非同)」が12日、10回目となるバレンタインデー粉砕デモを渋谷で行った。この様子は中国メディアでも取り上げられ、中国の独り身の共感を呼んでいる。
革非同は、恋愛と商業活動を結びつける恋愛資本主義に異を唱える団体で、クリスマスやハロウィーン、バレンタインデーなど、イベントに合わせてデモを行っている。報道によると、革非同の呼び掛けに集まったデモ隊は20人ほどで、午後2時ごろから「バレンタインデー粉砕!」「非モテの人権を踏みにじるな!」「お菓子メーカーの陰謀に踊らされるな!」などのシュプレヒコールをあげながら渋谷の街を行進した。
これについて、中国のネットユーザーからは「支持する!恋愛は罪だ」「正義の行動、これは応援しなくちゃ」「たとえ俺に恋人がいたとしても、本当の愛はひっそりと育むもので見せつけるものではない」など、バレンタインデー粉砕に共感する声が多く寄せられている。
中国でバレンタインデーは「情人節(恋人の日)」と書く。日本とは異なり、男性から女性に花束などをプレゼントすることが一般的で、恋人や夫婦のイベントといった側面も。14年のバレンタインデー前には、日本の漫画「行け!稲中卓球部」の「死ね死ね団」を参考に、カップルの邪魔をしようという呼び掛けがネット上で広まり、実際に上海の映画館で奇数番号の座席だけが買い占められたことがあった。
今回のデモの主催者は「バレンタインを金儲けの道具にすることや、モテない人を見下す風潮に対する抗議」としているが、中国では単純に恋人がいない人のやるせない気持ちを表現したささやかな抵抗という意味合いが強い。ともあれ、バレンタインデーに肩身の狭い思いをする人がいるのは、日本も中国も同じようだ。(翻訳・編集/北田)
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日本僑報社
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