人民網日本語版 2017年2月14日(火) 18時40分
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「両弾一星(原爆・水爆・人工衛星)」の功労者で中国の有名なミサイル・ロケット技術専門家の任新民氏が12日、北京で死去した。
「両弾一星(原爆・水爆・人工衛星)」の功労者で中国の有名なミサイル・ロケット技術専門家の任新民氏が12日、北京で死去した。享年101歳。これにより「中国宇宙四老」と呼ばれた屠守鍔氏、黄緯禄氏、梁守槃氏、任新民氏の全員が鬼籍に入った。中国青年報が伝えた。
任氏は1915年12月5日、安徽省寧国市に生まれ、1945年に米国に留学し、1949年8月に帰国。1982年より航天工業部科技委員会主任、航空航天工業部高級顧問、中国航天工業総公司高級顧問、中国航天科技集団公司及び中国航天科工集団公司高級技術顧問を歴任した。
任氏はロケット技術責任者として、中国初の人工衛星の打ち上げを指導した。試験衛星通信、実用衛星通信、気象衛星「風雲1号」など6件の大型宇宙事業のチーフデザイナーを歴任し、中国宇宙事業における大御所的存在だった。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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