Record China 2017年2月19日(日) 13時20分
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東京を訪れた中国人観光客が、その時の思い出を旅日記につづっている。
代々木の地下鉄駅から出ると、通りの向かいに大きなたい焼き屋が目に入り、母と買いに行った。寒い冬に食べると温かくてとてもおいしい。中のあんこは「小倉あん」と「いもあん」から選べて、1個150円だった。
でも、買う時には不安もあった。日本に来る前、中国から来た観光客はところ構わず食べながら歩くと日本のメディアが厳しく報じているのを知っていたので、たい焼きを買っても食べる場所がないのではないか、夜まで持ち歩いて冷めたたい焼きを食べることになったら嫌だなと気掛かりだった。それで、店員さんに外で食べても大丈夫か聞いてみた。店員さんは大丈夫だと言ってくれた。他の人がどうしているかも確認して、外で食べているのを見て、やっと安心して食べた。
温かいたい焼きを食べながら歩いて、明治神宮に向かった。15分も歩くと、明治神宮の入り口についた。曇り空で、夕方のようだったが、まだ2時過ぎ。明治神宮は巨大な森に覆われていて、いっそう薄暗かった。
都庁から東京の町並みを見た時、東京の建物の真ん中に森があるのに気付いたが、あれが明治神宮だったのだと、ようやく分かった。東京のような発達した都市にもこのような歴史と文化を今に伝える緑豊かな場所があるのはとてもすごいことだと感じた。
母と御社殿を参拝した。日本ではあちこち行ったが、正しい作法で参拝したのは明治神宮だけだった。さい銭箱に硬貨を入れ、二礼二拍手。願い事を伝えて、再び一礼。願い事がかないますように!(翻訳・編集/岡田)
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