Record China 2017年2月16日(木) 10時50分
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14日、韓国・朝鮮日報は、世界的ヒットとなった歌手・PSYの「江南スタイル」で外国人観光客も多く訪れるようになったソウルのメーン通り・江南大路が、夜ごと「立ち小便」問題に悩まされていると報じた。写真はソウル・江南地区。
2017年2月14日、韓国・朝鮮日報は、世界的ヒットとなった歌手・PSY(サイ)の「江南(カンナム)スタイル」で外国人観光客も多く訪れるようになったソウルのメーン通り・江南大路が、夜ごと「立ち小便」問題に悩まされていると報じた。
同紙が今月、多くの人でにぎわう金曜夜から翌朝にかけ江南周辺を調べた結果、駐車場や路地で立ち小便をする人が数十人にも上った。近くでフードトラックを運営する男性は「トラックの後ろで男女関係なく用を足していることが多い。大声で注意しても効果がない」と話している。
江南周辺には公衆トイレが少なく、立ち小便を個人的な逸脱行為として捉えることはできないという指摘も出ている。自治体が設置した公衆トイレは1カ所もなく、周辺ビルのオーナーが瑞草(ソチョ)区や江南区の支援を受けて市民が利用できるようにした「開放トイレ」が8カ所あるのみ、そのうち6カ所は午後11時に閉鎖されてしまう。江南大路の商店主らによると、昨年5月に江南駅近くの雑居ビルの公衆トイレで起こった通り魔殺人以降、周辺ビルのオーナーが人々に開放してきたトイレを閉鎖したため、トイレ不足が深刻化しているそうだ。
一方、区役所はビルオーナーらの非協力的な態度に問題があるとの立場を取っている。瑞草区関係者は「昨年の殺人事件以降、安全なトイレを確保すべく職員らがビルのオーナーを何度も訪ねて説得したが、『テナントが入らなくなったら責任を取れるのか』『財産権の侵害だ』と大部分が拒否したため、苦労している」と話している。しかしビルのオーナーらの話は異なり、トイレを開放すれば瑞草区はトイレットペーパーを、江南区は月8万ウォン(約8000円)を補助するとしているものの、支援の規模が絶対的に足りないというのだ。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは男性を中心にコメントが続々と寄せられている。中でも目立つのは「中国と同レベル」「トイレの快適さが国のレベルを表すらしい(泣)」と現状を嘆く声や、「オーナーの考え方がばからしい。トイレの開放で損するって?それよりも臭い江南の街に来たいと思う人がいるかどうか考えるべき」「立ちションするやつは恥を知れ」と怒りをあらわにしたものだ。
一方で、「男はもともと立ち小便が得意。今さらトイレのせいにするなんて(笑)」「酒のせい?韓国の男の特性」と開き直ったようなコメント、「うちの犬も路上ではしない」とペットと比較するもの、「公衆トイレを設置すべき。一体どこに税金を使ってるの?」「ヨーロッパなどでは有料トイレがあるようだ。韓国も繁華街では有料トイレを導入すべき」と解決策を提案するコメントも寄せられた。(翻訳・編集/松村)
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