今までの常識覆す爬虫類が胎生する化石、雲南で発見される―中国

人民網日本語版    2017年2月17日(金) 23時0分

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シュプリンガー・ネイチャーが15日に発表した情報によると、「ネイチャーコミュニケーション」(最新号)に、国内外の科学者による研究内容が掲載された。今から約2億4500万年前の化石を分析した結果、人類初の胎生の主竜類を発見したというのだ。

シュプリンガー・ネイチャーが15日に発表した情報によると、「ネイチャーコミュニケーション」(最新号)に、国内外の科学者による研究内容が掲載された。今から約2億4500万年前の化石を分析した結果、人類初の胎生の主竜類を発見したというのだ。中国新聞網が伝えた。

主竜類には、現在のワニ、鳥類、絶滅した恐竜、翼竜などの爬虫類が含まれる。現在のところ約1万種が存在している。この種はこれまでは生殖方法が卵生とされていた。

合肥工業大学の劉俊准教授と協力者の研究結果は、爬虫類が卵を生み、哺乳類が胎児を生むという今までの認識を覆した。彼らが雲南省曲靖市で集めた化石には、妊娠したディノケファロサウルスが含まれており。母親が子供の恐竜を完全に包み込んでいた上、ディノケファロサウルスの胎児の骨格がすでにできあがっていたことから、胎生であることが確認された。

論文審査委員は「現在まで恐竜の胎生の可能性を裏付ける証拠は見つかっていなかった。そのためこの研究は、爬虫類の生殖の進化に対する、人々の理解を覆すことになるだろう」としている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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