「海賊版を見るのは犬以下」発言の馮小剛監督、事のてん末を語る―中国

Record China    2008年3月11日(火) 20時32分

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10日、中央電視台(CCTV)の番組「大家看法」の中で、「両会」政治協商委員で映画監督の馮小剛氏は、昨年「海賊版を見る者はみな犬以下だ」と語ったと報道された件について、事のてん末を語った。写真は両会に参加する同氏。

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2008年3月10日、中央電視台(CCTV)の番組「大家看法」の中で、「両会」(全国人民代表大会と政治協商会議)政治協商委員を務める映画監督の馮小剛(フォン・シャオガン)氏が国家新聞出版総署署長や国家版権局局長を含む著名人らと海賊版問題について議論した。その中で、昨年「海賊版を見る人はみな犬以下だ」と語ったと報道され、国民からも批判を受けた件について語った。

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昨年、北京師範大学での映画祭で、ある学生が撮影したショートフィルムが上演された。主人公が正規版DVDを持ち出すと犬が吼え、海賊版DVDを持ち出すと何らの反応もしない、というもの。「審査員は創意を絶賛し、私も賞を授与したかったが、「人が犬以下」というのはどうか」という話になり、賞を授与できなかったという。

また、メディアが「海賊版を見る人は『みな』犬以下だ」と言ったかのように報道したことについて、「自分も海賊版を見たことがあるが、海賊版を見るということで、『私』が犬以下だと言われても仕方がない、と言った。しかし、メディアはあの始末だった。インターネット上でも私の映画を見ないという意見があふれた」という。(翻訳・編集/小坂)

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