Record China 2008年3月11日(火) 21時44分
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11日、新疆ウイグル自治区で発生した航空機爆破未遂事件で、中国メディアが「わが国のテロ対策の成果に世界中のメディアが注目している」と誇らしげに報道している。写真は9日北京で開催された全人代の同自治区代表団全体会議。
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2008年3月11日、新疆ウイグル自治区ウルムチ市で発生した航空機爆破未遂事件で、中国共産党機関紙「人民日報」の国際版「環球時報」(電子版)が、「わが国がテロの未然防止に成功したことを世界中のメディアが注目している」と誇らしげに報道していることがわかった。
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今月7日、ウルムチ発北京行きの中国南方航空の機内で、ウイグル族の少女がガソリンに火をつけようとしたところを乗務員が取り押さえた。飛行機は途中の蘭州空港(甘粛省)に緊急着陸したが、乗客は全員無事だった。同自治区のヌル・ベクリ共産党副書記によると、「詳細はまだ分かっていない」という。
事件は米AP通信や仏APF通信など世界中のメディアが速報で伝えたが、これについて「中国のテロに対する強固な姿勢に大きな注目が集まった」と「環球時報」は伝えている。
また、各メディアは同時に「地元警察が今年1月、北京五輪を狙ったテロを計画したとされる独立派組織を逮捕した」とする同自治区の王楽泉(ワン・ラーチュエン)党委書記の発表を引用したが、これは「中国が北京五輪向けて、今後も摘発に力を入れていくことの表れ」と好意的に報じられたことも伝えている。(翻訳・編集/NN)
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