劣悪環境に住む貧困住民、6万1000人の移住計画を発表―甘粛省

Record China    2008年3月13日(木) 7時33分

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3月12日、甘粛省発展改革委員会は今年、同省の劣悪環境地域に暮らす貧困住民6万1000人を移住させると発表。これにより過酷な自然条件下で生きる人々の生活レベル向上を目指す。写真は同省東郷県の小学校。

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2008年3月12日、甘粛省発展改革委員会(略称;発改委)は、同省の劣悪環境地域に暮らす6万1000人の住民を、生活するにふさわしい土地へ今年中に移住させると発表。北京市の「新京報」が伝えた。

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同委の責任者は、今年の「貧困住民移住支援プロジェクト」資金として中央政府からすでに2億7000万元が支給されたことを明らかにしており、今年の移住対象者の貧困住民6万1000人は現在同省内12の市などの59県の山間部や干ばつ地区および風土病発症率の高い地区で暮らしている。

同省には現在70万人の貧困住民が生活に適さない環境下で暮らしており、政府が毎年住民らに食料配給などを行ってきたが、該当地域の自然条件はあまりにも劣悪で「焼け石に水」状態であった。同省の「プロジェクト」は01年から開始、今年の移住計画が順調に進めば34万人に適当な生活環境が与えられることになる。プロジェクトにより、これまで8万人が貧困から抜け出したとのこと。(翻訳・編集/本郷)

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