2008年3月13日、「今年半ばまでに北京市民はすべて医療保険への加入が可能となる」との報道があった。競報によると、市の総人口5％を占める無職者も対象となり、任意で加入できるという。

【その他の写真】

市労働・社会保障局の担当官は「現在、各部門で意見の聞き取りを行っており、実施意見草案の作成にも着手した。市政府への認可申請の準備を進め、今年前半のうちに実施したい」と述べた。

統計によると、北京市の満16−59歳までの男性と満18−49歳までの女性は約47万人。保障基準は高齢者向け医療保障制度と同様、医療費1300元（約1万9500円）を超えた部分の60％を支給、年間で最高7万元（約105万円）を保障する。

市労働・社会保障局によると、今後は労働能力を有する無職者の就業を奨励し、保障資金は労働能力を有する加入者の保険料を柱に、政府は適宜補助金を支給していく。（翻訳・編集/汪葉月）