全国1400か所の博物館と愛国主義教育施設、今後2年間無料開放へ―中国

Record China    2008年3月14日(金) 19時36分

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3月13日、中国国家文物局は全国1400か所の公的博物館と愛国主義教育施設を、今後2年間無料開放すると発表。この無料開放により、普段の5倍から15倍の入場者が見込まれている。写真は湖南省の「毛沢東紀念館」。

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2008年3月13日、中国国家文物局の張柏(ジャン・ボー)副局長は、全国にある1400か所の公的博物館と愛国主義教育施設を今後2年間無料開放すると発表した。新華社サイト「新華網」が伝えた。

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北京で開催中の第11期全国人民代表大会第1回会議は13日午前、文化部および関係部門の責任者を招き、公共文化サービスについて内外の記者団の質問に応じた。このなかで張柏文物局副局長は、中国共産党中央委員会宣伝部、財政部、文化部、国家文物局の4部門が昨年下半期から今回の無料開放に向けて調整作業を進めていたと説明。現段階で200か所の博物館および施設が準備を完了もしくは完了間近となっていると話した。また、無料開放後は全施設で通常の5倍から15倍の入場者数が予想されるため、混雑による事故が起こらぬよう入場者には秩序をもって見学するよう求めている。

一方で、受け入れ側の博物館に対しては、サービスレベルと管理能力の向上を求め、見学者の流れを制御しながらも最大収容人数が見学可能になるよう要求している。(翻訳・編集/本郷)

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