<チベット暴動>「ダライ集団の扇動で、内外の分裂勢力が結託」、緊急会見で―中国外交部

Record China    2008年3月18日(火) 10時37分

拡大

17日、中国外交部は緊急会見を開き、劉建超報道官はチベット自治区ラサで発生した大規模な暴動に関し、「これはダライ集団による策略、扇動で、国内外の『チベット独立』分裂勢力が結託して起こした暴力犯罪事件」とコメントした。写真は劉報道官。

(1 / 2 枚)

2008年3月17日、中国国営「新華社通信」(電子版)によると、外交部の劉建超(リウ・ジエンチャオ)報道官はこの日緊急会見を開き、チベット自治区ラサで発生した大規模な暴動に関し、「これはダライ集団による策略、扇動で、国内外の『チベット独立』分裂勢力が結託して起こした暴力犯罪事件」とコメントした。

その他の写真

質疑応答の内容は以下の通り。

記者:「ダライ集団によると今回の事件は、中国政府の長期に渡るチベット民族への抑圧に、民衆が不満を募らせた結果だと言っています。また一部の国から中国政府に対し、民衆が平和デモを行う権利を尊重し、対話での解決を目指すべきという声も聞こえていますが、これらについてどう思われますか?」

劉報道官:「ラサで発生した暴力犯罪事件は、現地の社会秩序に大きな危害を与え、民衆の生命や財産に重大な損失をもたらした。これはダライ集団による策略、扇動で国内外の『チベット独立』分裂勢力が結託して起こしたものだ」

劉報道官:「これら不法分子の行動は『平和デモ』などではない。罪のない人を殺し、手口も残忍な暴力犯罪だ。今回の事件はダライ集団が掲げる『平和』と『非暴力』が、虚偽と欺瞞だらけであることを白日の下にさらした。我々は世界の国々が事実を尊重し、是非をはっきりさせてくれることを願っている」

劉報道官は最後に、「祖国分裂を企てる如何なる行為も、チベット族を含む中国全土の各民族から断固とした反対に遭い、必ずや失敗に終わるだろう」と強調した。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携