「日本は20%以上増えたのに…」=中国人観光客の減少が止まらない台湾、現地ガイドはバイトで生計維持―中国メディア

BRIDGE    2017年2月25日(土) 17時0分

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2017年1月に台湾を訪れた中国人観光客の数が前年同月に比べ11万人余り減少したことが分かった。写真は台湾台北市。

2017年1月に台湾を訪れた中国人観光客の数が前年同月に比べ11万人余り(延べ人数。以下同)減少したことが分かった。

中国台湾網が23日報じたもので、1月の中国人観光客数はおよそ25万人だった。ベトナム、タイからの観光客は約90%増えたものの、人数で見ると両国合わせても1万6000人余り。中国人客が減った穴を埋めることはできず、同月の訪台客は全体で前年同月比4.75%減となった。1月のマイナス成長はここ8年で初という。台湾観光旅館商業同業公会理事長の頼正鎰氏は2016年の訪日、訪韓観光客が20%以上増えたことなどを例に挙げ、「台湾の同年の増加率はわずか2.4%。他国と比べると『マイナス成長』と言える」とコメント、「観光関係者は中国人客の激減が続くことにおびえている」と強調している。

中国政府で対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室(国台弁)の報道官は22日、16年に中国大陸から台湾を訪れた人の数は前年比71万1300人減の364万6200人だったと指摘した。うち、観光目的の人は08年以降、初の減少。このところの厳しい状況を受け、台湾のガイドの中にはアルバイトで生計を維持する人も少なくないという。(提供/Bridge・編集/Yamaguchi)

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