父を探して2000km!ポスターを着た兄弟現る!―河南省鄭州市

Record China    2008年3月18日(火) 23時11分

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16日、河南省鄭州市の交差点に老人の写真の巨大ポスターを「着た」男性3人と女性2人が現れ、注目を浴びた。彼らは9日間で2000kmを歩き、行方不明となった父親を探しているという。

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2008年3月17日付けの大河網によると、行方不明の父を探すため、5人の兄弟が河南省安陽市から鄭州市まで歩いた。9日間の歩行で長男は靴を2足履きつぶしたという。

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16日、鄭州市内の交差点に、「父を探して!」と書かれ、老人の写真の巨大ポスターを「着た」男性3人と女性2人が現れ、注目を浴びた。

彼らが言うには「父親を探すために安陽市から歩いて鄭州市に来た」という。父親は7日、芝刈りに出たまま行方不明。若い頃、頭を打ったことで知的障害を持つこともあり、家族は親戚縁者を総動員して捜索。兄弟5人は河南省のみならず山東省との境まで探したが、何の手がかりも得ることができなかった。

その後、ある人が「父親らしい人が鄭州に向かうのを見た」と聞き、兄弟は「今度こそ絶対見つける」と決心。リアカーに鍋、ガスコンロを詰め込み、鄭州方面に出発し、各村を訪ねるごと一戸一戸探した。空腹になれば即席ラーメンを食べ、夜になれば民家の壁に寄りかかって眠るという生活は8日から続き、歩いた距離は約2000kmにもなる。長男は靴を2足も履きつぶしたという。

彼らが着る巨大なポスター、村人が考え出したものだが、1万枚のビラとともに「私達が父を探していることを知ってもらい、協力を求める」ことが目的だとか。(翻訳・編集/小坂)

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