「自作ヘリで故郷の空を」夢果てない66歳、製作費は7万5千円!―江西省上饒市

Record China    2008年3月20日(木) 8時56分

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14日、江西省上饒市の山深い農村に、「自作のヘリコプターで故郷の空を飛ぼう」という壮大な夢を持つ、66歳の農民がいる。4年間で7万5000円をかけた木製のヘリコプターはほぼ完成しているというが…

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2008年3月14日、江西省上饒市の山深い農村で壮大な夢に挑戦する66歳の農民がレポートされた。呉書仔さんは生まれ育った故郷を飛び出すことを夢見て、4年前からヘリコプターの製作に挑んでいる。

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ほぼ完成しているヘリコプターは、なんと木製。5台の発動機を積んだ2人乗りで、長さ4mのプロペラが4枚ついている。総工費5000元(約7万5000円)をかけ、あとは緊急用のパラシュートを準備するのみだという。

4人の娘が嫁入りし、妻にも先立たれ、さびしい毎日を送っていた呉さんは4年前、テレビで「自作ヘリコプター講座」を見て、子供の頃に見た「故郷の山を越えて外の世界を見たい」という夢を思い出した。一念発起して機械工学などを学び、今日までヘリコプターの製作に励んできたという。

実は中国にはかつて、自作ヘリに挑戦した人物が2人いたが、いずれも墜落事故で命を落としている。「落ちるのは怖くないですか?」との記者の問いに、呉さんは「わたしはもう66歳まで生きた。死ぬのなんて怖くないよ」と、夢実現への気概を満々に湛えて答えた。(翻訳・編集/愛玉)

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