＜北京五輪＞IOCも太鼓判！？「空気の質」は選手の健康に影響なし―中国

2008年3月17日、国際オリンピック委員会（IOC）の医事委員会が公表した北京の空気の品質に対する分析と評価結果によると、「北京の空気の品質がオリンピック参加選手の健康に害を及ぼす可能性は基本的にない」という。「新華网」が伝えた。

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評価結果の中で医事委員会は「北京市環境保護局が提供した昨年8月の空気の測量データに対し、世界保健機関（WHO）の基準に基づいて分析と評価を行った結果、北京の8月の空気の品質は、参加するほとんどの選手の健康に影響がないと判断している」と表明。

さらに同委員会によると、この評価結果以外に次の2つの事実が北京の8月の空気の品質に問題がないことを証明しているという。

1．07年8月に行ったテスト競技において、参加したいかなるチームの医療グループも、北京または国際オリンピック委員会に対し空気の品質と関係する健康問題を報告していないこと。

2．06年8月に行われた世界ジュニア陸上競技選手権大会において、空気の品質に関する問題は一切発生していないこと。

また、同委員会のリュンクビスト医事委員長は「北京オリンピック委員会と北京市政府がオリンピック開催までに空気の品質をさらに改善してくれると信じている」と期待を表明したという。（翻訳・編集/HA）