北京オリンピック開幕まで、あと150日あまりに迫った。レコードチャイナ編集部では、オリンピックの主催国である中国のスポーツ界で「国宝」と目される8人の注目アスリートを紹介する。記事ソースは中国の大手ポータル・網易(NETEASE)。

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第2回は、国宝指数「★★★★」の姚明(ヤオ・ミン)。アメリカのバスケットボールリーグ、NBAのヒューストン・ロケッツの一員として、世界的に有名なスタープレイヤーだ。大男揃いのNBA選手の中でも一段と抜きん出たその身長は226cm。愛称は「歩く万里の長城」だ。

2002年にドラフト1位でNBAに移籍し、アジア人として初のトップ・プレイヤーになった姚明(ヤオ・ミン) 。6年間にわたるアメリカでの経験で、勝負に対する執着心や不屈の闘争心など、メンタル面で大きな成長を遂げた。現在は中国ナショナルチームの精神的支柱であり、「チームの心臓」とも言われている。

その彼が先日負傷したというニュースは、国中を大きく揺るがせた。彼なしでは五輪のベスト8入りも難しいだろうというのが、大方の予想である。1日も早く復帰し、中国を守る「万里の長城」として、世界に立ちはだかってほしいものである。(翻訳・編集/愛玉)