2008年3月18日、中国新聞網によると、温家宝（ウェン・ジアバオ）首相が記者会見し、「2008年は中国経済にとって最も困難な一年になるかもしれないが、その際には弾力的な対応を取りつつ、経済の安定と発展を保つことで、1000万人規模の就業問題やインフレを抑えることができるだろう」と語った。

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温首相は、「過度な経済成長を防止することで、多くの問題が解決することができる」としつつ、「中国は13億人の人口を持つ発展中の国であり、就業問題解決のためにも一定の経済発展を保つことは不可欠だ」とした。また、「8％の経済成長目標、消費物価上昇指数を4．8％前後に抑えることで、　経済発展とインフレの間でのバランスを保つことができるだろう」としたが、温首相は「国際的にも国内的にも予測不能の要素が多く、対応は容易ではない」とし、「今年は中国経済にとって最も困難な一年になるかもしれない」と話した。

温首相は「結果がどうあろうと、来年3月には答えを出せるだろう」とし、「信念を持って立ち向かっていく」との決意を表した。（翻訳・編集/岡田）