「抵抗する強盗犯は射殺!」、どデカ横断幕にみんなの反応は?―陝西省西安市

Record China    2008年3月21日(金) 1時44分

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18日、「逮捕に抵抗した強盗犯、その場で射殺!」―警察の功績を称えるこんな言葉が書かれた横断幕が西安の街角にでかでかと掲げられ、市民の間に賛否両論が沸き起こっている。写真は今年の旧正月、西安の街をパトロールする警察隊。

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2008年3月18日、「逮捕に抵抗した強盗犯、その場で射殺!」――警察の功績を称えるこんな言葉が書かれた横断幕が西安の街角にでかでかと掲げられ、市民の間に賛否両論が沸き起こっている。新華社(電子版)が伝えた。

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この赤地に白抜きで書かれた横断幕には、「長延堡派出所」という署名が入っていた。近所の住人によると2〜3日前から張られているという。記者が早速その派出所に問い合わせてみると、「確かに自分達がかけたもの」とのこと。だが、その理由については回答しなかった。記者が再度現場に戻ってみると、横断幕はすでに撤去されていた。

これを見た市民の反応は賛否両論。「凶悪事件に対する警察の態度が現れていて良い」とする賛成派から、「犯人の『射殺』をわざわざ横断幕で宣伝する必要があるのか?」という反対派まで様々だ。犯人を「射殺」したことに対する意見も、「当然」から「行き過ぎ」まで意見が真っ二つ。だがネット上に設けられたアンケートでは、8割が「射殺に賛成」と答えている。

強盗犯の射殺は、果たして合法なのだろうか?専門家によると、法律では「犯人が逮捕に抵抗し逃走した時」に限り、警察は武器の使用が許されている。だがこの「抵抗し逃走した時」という線引きが難しいという。現場で実際にその法律がきちんと守られているのかどうか、チェック体制を強化すべきだと指摘していた。(翻訳・編集/NN)

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