Record China 2008年3月21日(金) 22時39分
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20日、広東省の大学で出された「7分間で銀行強盗を成功させる方法を考えよ」との課題が話題を集めている。ハーバード大でも用いられた「思考能力を鍛えるのに最適」な教育方法なのだとか。写真は河南省鄭州市で行われた銀行強盗を想定した訓練。
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2008年3月20日、広東省の大学の講師が学生に「7分間で銀行強盗を成功させる方法を考えなさい」という課題を出し、話題を集めている。この講師によると、これはかつてハーバード大学でも用いられた教育方法で「学生の思考能力を鍛えるのに最適」なのだとか。授業は盛況で、学生達は積極的にその「計画」を発表していた。大洋ネットが伝えた。
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この一風変わった課題を出したのは、広東外語外貿大学中文学院の秘書科で教鞭をとる30代の男性講師。学生5〜6人を1組とし、それぞれに「ボス」「運転手」「実行犯」など役割分担をさせ、7分以内に如何に効率よく銀行から“金”を奪い取るかを発表させる。講師はそれらの「銀行強盗計画」に対し、鋭いツッコミを展開しながら授業を進めていく。
学生達の「計画」も負けていない。「AK47ライフル」「催涙弾」などハリウッド映画顔負けの小道具を次々と登場させ、ミッション成功に必死だ。だが小道具は立派でも「人員配置」に疎い学生が多く、中には「ボス」を逃走用の車に待機させ、「ボスが現場にいなくてどうする?部下の面倒は誰が見るんだ?」と突っ込まれる一幕も。学生達は「目から鱗」とばかりにみな真剣にメモを取っていた。
講師はこの教育方法について、「思考能力を鍛えるほかに、企画書の書き方や人事の考え方など将来企業に就職した時、実践で役立つノウハウもいっぱい」と語る。「道徳上の問題」については、「大学生はみな大人(注:中国は18歳で成人)、軽々しく真似する者などいるわけない」と答えていた。(翻訳・編集/NN)
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