Record China 2008年3月24日(月) 7時52分
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21日、「世界睡眠デー」のこの日、広東省広州市の不眠症罹患率が発表された。なんと成人の68%が不眠症に悩まされているという。資料写真。
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2008年3月21日、「世界睡眠デー」のこの日、広東省広州市の不眠症罹患率が発表された。なんと成人の68%が不眠症に悩まされているという。中国新聞社が伝えた。
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世界保健機関(WHO)の調査によると、世界人口の27%が不眠症に悩まされている。中国全体の調査結果も世界平均とほぼ同じ約30%だが、広州市の罹患率はこれを大きく上回る68%。北京市・上海市を抑え調査対象6都市のトップとなった。
不眠症の85%は仕事のストレスなど心理的要因によって引き起こされたもので、現代病としてますます深刻化しているという。しかし一般的な治療である睡眠薬は依存性があることから敬遠する者も多く、不眠症罹患者の85%は治療を行っていないという。
しかし「たかが寝られないだけ」と不眠症をあなどることは出来ない。専門家によると、睡眠は人間にとって極めて貴重なものだという。食事を摂らなくても7日間は生存が可能だが、睡眠を摂れなければわずか4日間しか生きられないのだという。
広東省の武装警察病院では針灸やつぼを利用した、睡眠薬を使わない治療を実施している。「世界睡眠デー」にあわせ、21日から1週間の無料診断期間を設け、市民に不眠症治療の必要性を呼びかけている。(翻訳・編集/KT)
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