<世界遺産>中国仏教の聖地「五台山」、登録に向け6000人が立ち退きへ―山西省

Record China    2008年3月24日(月) 20時33分

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22日、中国仏教の聖地として知られる山西省の「五台山」は現在、ユネスコ世界遺産への登録に向けて周辺地域を整備しており、近隣住民や企業の立ち退きも急ピッチで進んでいる。写真は五台山。

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2008年3月22日、中国仏教の聖地として知られる山西省の「五台山」は現在、ユネスコ世界遺産への登録に向けて周辺地域の整備にあたっており、近隣住民や企業の立ち退きも急ピッチで進められている。中国新聞ネットが伝えた。

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中国仏教4大名山の1つである五台山には多数の寺院が林立し、中国で唯一、漢伝仏教とチベット仏教の共通の聖地となっている。中国政府が07年、ユネスコに提出した世界遺産の候補地推薦・暫定リストに掲載され、現在世界自然遺産と文化遺産の両方への登録作業が進められている。

今回行われる立ち退きの対象地域は、約40万平方メートル。計画は二期に分かれており、第一期は五台山風景区内の21の旅館、企業と3つの村を含む約10万平方メートルの地域。旅館と企業はすべて移転が終了しており、129戸の住民の立ち退きも順調に進んでいるという。第二期は08〜10年末までに、9つの村の約6000人の住民が立ち退きを行うとしている。(翻訳・編集/NN)

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