中国の習近平・国家主席が13年に「一帯一路」(the belt and road)建設構想を打ち出して以降、これまでに100以上の国や国際組織が積極的に支持し、40以上の国や国際組織が中国との契約に調印した。中国商務部の高虎城・部長は今月21日、メディアに対して、「国際市場の需要が引き続き低迷している状況下で、16年、中国と『一帯一路』沿線国の輸出入総額は前年比0.6%増の6兆3000億元(約104兆円)に達した。沿線国と新たに調印したプロジェクトの請負契約の総額は前年比36%増の1260億ドル(約14兆2380億円)に達した。17年1月も、中国の『一帯一路』沿線国に対する投資は活発で、うち、非金融類直接投資の割合が対外投資全体の10.6%を占め、16年通年と比べて、2.1ポイントの上昇となった。現在、中国企業は『一帯一路』沿線の20以上の国に56の経済貿易連携エリアを建設し、投資額は累計185億ドル(約2兆905億円)に達している。そして、相手国に11億ドル(約1240億円)の税収をもたらし、18万人の雇用が創出された」と紹介した。
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