The World Video 2017年2月27日(月) 20時20分
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26日、韓国で憲法裁判所による朴槿恵大統領の弾劾審理が大詰めを迎える中、弾劾に反対する団体らによるデモが過激さを増している。
2017年2月26日、韓国で憲法裁判所による朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾審理が大詰めを迎える中、弾劾に反対する団体らによるデモが過激さを増している。
朴大統領が就任4周年を迎えた25日、ソウル広場では朴大統領の弾劾に反対する団体「大統領の弾劾棄却のための国民総決起運動本部」が主導する大規模な集会が開かれた。集会では、参加者らが1人の市民に対し集団で暴行を加えたり、患者を乗せた救急車の進路を妨害するなどの度を超えた行動を見せ、物議を醸したという。
映像には、集会の参加者の一部が68歳のヤンさんに集団で暴行を加える様子が映っている。ヤンさんは現場で「これが国か。国政介入を清算せよ」などと書かれたビラを配っていたという。暴行を受けたヤンさんは顔から出血するほどの傷を負い、駆け付けた救急車で病院に運ばれた。
さらに、参加者らは別の救護活動のためにソウル広場の前を通りかかった救急車の窓を持っていた韓国国旗でたたくなど、救急車の進行妨害行為まで行った。一部の参加者は「左派が送ったものだ」などと叫びながら救急車の前に立ちはだかった。当時、救急車の中には担架に横たわった患者が乗っていたという。
この映像に、韓国のネットユーザーは「どんな教育を受けて育ったの?。デモは平和に行わないと意味がない」「ヤンさんは正しい主張をしただけなのに」「韓国警察を信じられない。きっと暴行を加えた犯人らを逮捕せずに放置したのだろう」「今の韓国で一番恐ろしいのは朴大統領の信者たち」「政府からお金さえもらえれば、人の命はどうなってもいいというの?」などのコメントを寄せている。(翻訳・編集/堂本)
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