<衝撃>月10日以上の“出張族”!激務で「結核」発症のホワイトカラー急増中!―中国

Record China    2008年3月25日(火) 21時45分

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23日、中国では、最近5年間の臨床検査で肺結核菌検出率が毎年平均4%の上昇を示している。肺結核患者の多くが、過労と過度のストレスを抱えたホワイトカラーだという。資料写真。

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2008年3月23日、中国医師協会は過去5年間に全国100万人を対象に行った臨床検査で肺結核菌検出率が毎年平均4%上昇していると発表。北京市の「新京報」が伝えた。

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3月24日は「世界結核予防デー」。これに先立ち、今月22日に中国医師協会は国内の結核患者に関する調査結果を発表。2007年に肺結核と診断された患者300人のうち、25―35歳の若者が54%を占め、36―45歳が37.3%と、働き盛りの年齢層がほとんどを占めていた。患者の多くが、毎日の労働時間が10時間以上で過度のストレスを抱えたホワイトカラーだという。また、航空機や列車で頻繁に移動する出張族に肺結核発症率が高いことが判明。30.3%の患者が毎月の平均出張回数を2回以上、平均出張日数を10日以上と答えている。

中国医師協会の楊鏡(ヤン・ジン)秘書長は、咳や痰の症状が2週間以上続く者、喀血や血痰のある者は本籍地がどこであろうと、現在の居住地にある「疾病予防抑制センター(衛生防疫ステーション)」にて無料で検査が受けられ、そこで結核と診断された者は無料で治療を受けることが出来ると強く国民に呼びかけている。(翻訳・編集/本郷)

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