対外支援及び借款項目に初の会計検査―中国

Record China    2008年3月26日(水) 10時26分

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24日、中国国家審計署は「117項目の対外支援及び借款に対する2007年度公証会計検査結果」を公表。対外支援に対する初めての調査及び公開となる。写真は同署。

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2008年3月24日、中国国家審計署(会計検査院に相当)は「117項目の対外支援及び借款に対する2007年度公証会計検査結果」を公表した。国家審計署による初の調査。中国新聞社が伝えた。

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07年、審計署は06年の117項目にわたる対外支援及び借款の収支と実施状況について調査を行った。これらの計画投資総額は約1730億元(約2兆6千億円)に相当。うち、49億5200万ドルが外資。支援項目は農業・エネルギー・交通・教育・衛生・都市建設・環境保護など多岐にわたる。

国家審計署によると、援助活動は大部分の項目に渡って法律を遵守した形で行われており、また、経済と社会へ良好な影響を与えているという。

しかし、すべてに渡って順調というわけではなく、国内で資金の調達が間に合わないという状況が生まれており、資金滞留や項目によっては進度の緩慢さも見られた。審計署の係官によると、国外支援及び借款ついては項目によって実施期間が長く、実施期間内には毎年会計報告が行われるべきだという。

なお、会計上の問題が見られた点については既に解決済みのものも含め、対策が行われている。(翻訳・編集/小坂)

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