フライメディア 2017年3月3日(金) 20時40分
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3月1日、中国のニュースチャンネル「騰訊新聞」によると、2月28日、四川省眉山市で、105歳の大長寿を囲み、家族96人、年齢合わせて3850歳の大宴会が開かれた。
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旧暦の2月2日(今年2月27日)は、伝統行事「龍擡頭(りゅうたいとう)」の日であり、この日に散髪をすると縁起が良いと言われている。家族で理髪店に行き、一年の幸福を願うことは、一般的な家庭にとってはたやすい事であろう。しかし、四川省眉山市の梁学華(リャオ・シュエフワ)さんにとって、家族96人で理髪店に行くとなると話は別だ。「髪を切るのに長蛇の列ができてしまう」と105歳の梁さんは笑う。2月28日、梁さんの7人の子どもが祝いの席を開いた。孫、ひ孫などを合わせると、家族96人、合計3850歳の大宴会だ。
飲酒歴約一世紀の梁さんも、近年はほとんど飲まなくなった。この日も、お酒は飲まず、食事のあとは、「並べて!並べて!」と言う。梁さんがこよなく愛するマージャンの事である。太陽の下、4人の老人が雀卓を囲む。タバコ歴96年の梁さんは、タバコをくわえながら腕を組む。
20年前、梁さんの夫が亡くなり、末っ子と暮らしていた。しかし、3年前、梁さんが体を壊し、大好きで100歳まで続けていたダンスも行かなくなってしまったことを機に、子ども7人で協力して梁さんの面倒をみることを決意。長男、六男、七男が毎年1万2000元(約20万円)を捻出し、介護にあてる。80歳と高齢な長男を除き、6人の子どもが、毎月5日ずつ交替で梁さんの世話をしている。
100歳の誕生日、梁さんの自宅では円卓30卓もの大宴会が行われ、子供や孫が詰めかけた。その後も、毎年10卓近い宴会が行われている。このような大家族、どのように関係を保っているのか。家訓に、「人を罵倒してはならない」という言葉があり、皆がそれを守っているという。(提供:フライメディア)
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